トトロの森の歩き方(西所沢〜ニュータウン縦断ツアー)




茶畑で招く可愛い猫。
そのひょうきんな表情につられて近寄ってみると
私道だから通り抜けできないとのお言葉。

招かれざる客招いちゃったね招き猫

家に誰もおらず、退屈な日曜日。
初冬の晴天に誘われるように歩き始めました。
西所沢駅から下山口まで行って、山口公民館の脇の緑道入口からニュータウン入口まで。
緑道の木の葉が、まぶしい陽射しを透かして、とても輝いていました。



緑道は、冬がいい。
木々が葉を落とし、ほどよく見通せるから。

夏は日陰になって涼しいのだが、鬱蒼と茂りすぎて、見通しの悪いところから何かが出そうな気がしてならない。

この道はぼくたち住民が結構大切に思っている道です。
だから、ゴミを拾う会があれば、自発的に大勢があつまるし、ちょっとでも目に付けば、誰かが拾う。

所沢市が設置した、ゴミを捨てないようにというプラスチックの看板が一番、汚れて見苦しいくらいに、いつも綺麗だ。

その場所を大切に思うかどうかで、ゴミの問題は大きく左右されます。



招き猫は道路からはこんな風に見える。
何か文字板を持っているので招かれてみると、、、、
お茶屋さんは、茶と和菓子のいい香りの店
猫の撮影を笑顔で承諾
新しくて、綺麗なお寺。
仁王も苔むさず新しい。
参詣の老夫婦が忘れていった帽子は、持っていってあげました。
今日は仏前でよいことをしたなあ。
西とこからかみやまに向かう鉄橋。
道が狭くて、歩行者がすれ違うのにも難儀をする。
電柱を地下にして、もっと歩きやすくする公共事業だったら、賛成。
お寺の小僧さんは石にされてしまいました。
わるい魔法使いが来たのでしょうか?
いえいえ、石のお地蔵さんが、あまりに落ち葉が多いので掃除してます
めずらしい秋の光景です。
山口中学に向かってあがっていくと、大きな切り株があります。
巨樹もいつか、滅びてしまいます。
その前に、見たり、触ったり、写したりしたいと思います。
巨樹はいいなあ。
山口公民館の脇の、緑道入口。
徒歩で20分って書いてあるけど、
中央公園で猫と遊んだり、木の葉越しのそらを眺めたりしてたら、1時間ちかくかかった。
高架下になっていて、ドラえもんが描いてある。
まったく落書きがされていないことに、感動を覚える。
西武園の観覧車が見える。
街路樹の赤さは去年ほどではないが、まずまず。
指先だけがちょっと赤くなった。
それでも十分秋は楽しませていただきました。
高峰公園。
日曜日の昼間、誰もいないのはとてもさびしい。
子供がホント、少なくなっちゃった。
毎週長男と自転車の練習をしたことを思い出しました。
不要自転車を処分するために集めているらしい。
まだ、ピカピカだ。
もったいないという言葉を復活させようという運動があるらしい。
どういうモンなのか、調べてみようと思いました。


今回は、さわやかな陽射しを受けて、歩くことができました。
空腹感というのは、少年の頃の自分を思い出させてくれる貴重な感覚なんですね。
あー、腹が減った。

トトロの森を散歩しに来る方は、たまには緑道も、歩いてみませんか。
ゴミが放置されていない、清潔な遊歩道というものは、住民が「そうしたい!」と強く思わなくては維持できないんでしょうね。
トトロの森と緑道をつなぐ歩道橋は、いい仕事をしている歩道橋に思えてきました。