椿峰ニュータウン入口のバス停。
ここから、トトロの森に入ると、お金を使うところはほとんどない。
飲み物、食べ物は持参しよう。

昨晩は雨が降ったようだ。
大量の枯葉が落ちている。

ようやく、朝晩は肌寒くなってきたが、トトロの森の木々は、紅葉しているだろうか、というのが気になってカメラ片手に散歩です。


森が、開発という名のもとに切り開かれるのを防ぐ、ナショナルトラスト運動。

トトロの森と呼ばれるこの森に、入口も出口もあるわけではないが、もしもあなたが小手指以外からわざわざ来るのであれば、西部池袋線小手指駅(池袋から急行で40分以内)で降りて、南口バス停から、椿峰ニュータウン行きのバスに乗り、ニュータウン入口で降りるのが一番普通のコースです。

バスは、利用客が少ない平日の日中でも毎時3本くらいは出てますから、便利です。
森には案内板が要所要所に出ており、よく整備されていますから、幼児を連れた家族もよく見かけます。

大切な注意点をひとつ。

ニュータウン入口とニュータウンは、バス停の名前は似ていますが、絶対に間違えないように。
ニュータウンは終点なので、入口からはバスで10分以上かかります。まったく違う場所だと思ってください。
交通量の少ないいなかで、バス10分というのは、ものすごく遠いです。
以前、友人が「今、着いた。椿峰ニュータウン、終点だよ」というので、もう一度バスに乗ってニュータウン入口まで来てもらったことがあります。

もうひとつ注意点をお節介すると、このバス停から歩道橋を経て森に入ると、途中にあるゴルフ練習場以外はお金が通用しません。
必ず、小手指駅前のヤマザキかポプラあたりで、何か調達することをお勧めします。

今回は、この一帯の散歩をアップします。





西武池袋線小手指駅から椿峰ニュータウン行きバスで10分。椿峰ニュータウン入口で下車。
右手に、山の斜面を利用したゴルフ練習場があるから、これが目印になる。
進行方向に100mも歩くと、森の入口だ。
たくさんの病院の看板からも、ここが人里離れた山中ではないことがわかる。
植栽の手入れが行き届いた落ち着いたマンションの庭。
この歩道橋の右側は、通称トトロの森。
森に直結している歩道橋というのは珍しい。
歩道橋を左に進むと、人が住んでいるゾーン。
くどいようだが、本当に、歩道橋が森に突入している。
この交差点にパソコン教室がある。みんなで楽しみながら、年賀状やホームページを作っている。
歩道橋に上がってみた。森の中は、日中でも暗い。
と、思ったら、整備されていて、結構明るい。
5分くらい歩くと、三叉路になる。左は下山口中学校。右が森に入る道。
森の道は、整備されている。
ごみを持ってきて、わざわざ捨てるな!
と書いてある立て札の下に、ごみが捨ててある。
今日見た唯一のごみだ。
悲しい。
歩道橋から森に入って10分かそこらで、弾くような気持ちのいい音が聞こえてくる。
ゴルフの練習場がある。
バス停から見えたのをを裏からみたところ。
打ち下ろしの、すごくいい眺めだ。
奥のネットに、軽快な音を立てて白球を吸い込ませていく人がいる。
練習場のフロントで、もぎたての柿を売っている。
春には、ここで筍を買った。
ほのぼのした練習場だ。
駐車場。
左にすすむと、さらに森に入るが、今日はここまで。
山には柿が実っている。
この柿が一山100円で売られた柿。
ゴルフ練習場の社長は、この山で栗と柿を作っている。
猿蟹合戦ができる。
ぐるっと一回りして、椿峰ニュータウン入口に出た。
この自動販売機が、今日の行程で見つけた初めての自販機だ。
この森を歩くときは、飲み物は持っていたほうがいいですよ。
そして、ごみは持ち帰るべし。